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使用部位の区分屋外床(通常の場所)屋内床(土足で歩く場所)タイル試料支持具圧力調整■人通りの多い場所に使用するタイルは、175mm³以下が望ましい。■素足で歩く場所に使用するタイルには、適用しない。研磨材鋼製ディスク−20±2℃使用部位が屋外床および屋内床のタイルに使用する。摩耗体積(mm³)345以下540以下b)耐表面摩耗性試験タイルの表面に、鋼球、アルミナと水を入れた容器をおき、ふたをして、容器を偏心回転させる。一定回数ごとにタイルを取り出し、変化が認められるかどうか目視観察する。最初に変化が認められた回転数で0〜5の6段階にクラス分けをする。当事者間の協定により測定する。急激な温度変化や熱衝撃を受けたときに、異常が生じないかを確認する試験。熱したオーブンから110°C以上の温度差のある清水中に入れ、割れ、貫入などの欠点があるかどうか目視観察する。カウンタートップのような局部的な熱衝撃を受ける箇所に使用するときのタイルに適用される。長年の使用で施釉面に貫入が生じないかを確認する試験。1MPaの圧力のオートクレーブのなかに1時間施釉タイルを保持し、冷やしてから取り出し、タイルに貫入が生じたかどうかを目視観察する。ただし、装飾のために貫入を施したタイルには適用しない。最初に清水中で自然吸水させたタイルを凍結状態と散水で融解させた状態(気中凍結気中融解法)とを100回以上繰り返す。タイルの表面および裏面並びに端部に、ひび割れ、素地またはうわぐすりのはがれなどの欠点が生じていないか目視観察する。凍害を受ける恐れのある場所に使用するタイルに適用される。アルミナ試料固定ホルダータイル鋼球摩耗装置a)耐素地摩耗性試験a)耐素地摩耗性試験鋼製ディスクをタイルに押し当て、ディスクを回転させながらタイルとの間に研磨材を落下させる。ディスクを150回転させた後のタイルの摩耗体積(mm³)を測る。b)耐表面摩耗性試験 384耐摩耗性耐熱衝擊性耐貫入性耐凍害性タイルの品質評価方法

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